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腹腔鏡手術(鏡視下手術)

腹腔鏡手術(鏡視下手術):今後更に進化していく分野です

鏡視下手術とは

直径5mm程の細長い筒状のレンズ(硬性鏡)を手術部位に挿入して、モニターを見ながら拡大化して行う手術のことです。全ての処置を体腔内で行う完全鏡視下手術と一部の操作を体腔外で行う補助下手術があります。
何れも低侵襲を目的とし切開創が小さくなります。そのため術後の痛みが軽減され回復が早まることで入院期間を短縮することができます。
また、モニターに映し出された拡大映像は鮮明で、細かい部位の把握や脈管の走行も確認しながら安全に手術を進めることができるのが特徴といえます。
従来より人医学では低侵襲医療として、「出来る限り傷口を小さく」というスローガンのもとで、様々な器具や手術方法が開発されてきました。近年では、獣医療もその恩恵と流れを受けておりますが、もともと人と動物の体の骨格や解剖の違いがあり、獣医ならではの術式なども検討の余地があり今後更に進化していく分野です。


(腹腔鏡下避妊手術)

現在当院で対応する手術

完全鏡視下手術 補助下手術
腹腔鏡下避妊手術術 膀胱結石摘出術
潜在精巣(陰睾)摘出手術術 消化管内異物摘出
各種生検 予防的胃固定術

(従来法の手術創)

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