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インフォメーション 10ページ目

爪はしっかり切りましょう。

爪切りを長い期間しない場合、巻き爪といってかたつむりのように巻いてしまいます。
中には肉球に刺さったりしますので、ご注意下さい。

今回は指間の皮膚を穿孔しておりました。さすがに痛そうです!

順番予約が可能となりました。

このご時世ですので、歯医者も小児科も動物病院もどこでもネット予約が普及しております。

当院でも順番予約が可能となります。

まずは、スマートフォンにて患者様情報を登録して頂き、その後に予約を進めていき完了となります。

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その後に病院に来られて、写真のように待合室の操作画面で来院・目的などのボタンを押して頂きます。

この時、診察券にバーコードシールを当院でお付けしている方は写真右のバーコードリーダーに診察券をかざすと瞬時に受付が可能です。

スマートフォンで予約されていない方は、そのまま来院して頂き受付して頂きます(待合室の受付操作画面で行います)

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なお、本システムは診察券をすでにお持ちの方(ご来院歴の有る方)に限りますので、初めてご来院される方、スマートフォン・携帯等の端末をお持ちでない方はご連絡下さい!!

誠にご不便お手数をお掛けするかと存じますが何とぞご理解をお願い致します。


兎の子宮疾患

雌兎の手術で多く経験するのが子宮疾患です。
症状は食欲低下、沈鬱、排便量の低下、血尿など様々。
子宮疾患には、内膜過形成、水腫、蓄膿症、腺癌、筋(肉)腫などがあります、腺癌にいたっては4歳以上の未避妊雌の50〜80%で発症します。
根本的には卵巣・子宮摘出です。病態に因っては全身状態が進行的に悪化し、全身麻酔にも影響していきますので、早期発見と早期治療が鍵となります。
(子宮腺癌の摘出)



元気になり一安心です。

血液生化学検査の価格改正について

このたび、アイデックスラボラトリーズ社より原材料費や物流費用コストの高騰に伴い、血液生化学検査の試薬・消耗品、院内検査キットの価格改正通知が有りました。
3月までは現行料金となりますが、4月から料金の変更となります。

(価格改定対象)
血液生化学検査の全ての項目
※血球検査、フィラリア検査費用の変更は有りません。

ご理解とご了承を賜りますよう、何とぞ宜しくお願い申し上げます。


急性腎不全と腹膜透析

急性腎不全は、何らかの原因で腎臓の糸球体(原尿を作るところ)濾過率の急激な減少を起こし、乏尿・嘔吐・下痢・食欲不振・無気力といった症状を示します。血液検査では高窒素血症、高リン血症、高カリウム血症となり死に至ります。
治療としては内科的に点滴・薬剤を多用して血圧を管理し利尿効率を挙げる、原因の排除・上昇した窒素成分を下げる目的で透析を行います。
この透析は急性腎不全の他に薬物中毒、高カリウム高カルシウムなどのなどの電解質異常の際に適応されます。
透析は暫くの入院、管理が必要になります。

透析をしても助かる命、残念ながら助けられない命もあります、急性腎不全はあなどれない病気と言えます。





食道閉塞

大きなフードやオヤツを咬まずに丸呑みする行為は大変危険です。
特にそれが食道に引っかかり食道閉塞しているものは厄介です。
食道粘膜は脆いために異物による閉塞が起きると粘膜びらん・潰瘍が生じ易い。
閉塞物の固さやサイズにもにも因りますが、数日の経過で食道穿孔・血気胸を起こします。 この場合は緊急手術となります。残念ながら過去には亡くなった症例も経験しています。
(ジャーキー)

このように内視鏡で摘出した後も粘膜の損傷が激しいですよね。
(リンゴ)

リンゴくらいで?と思ってしまいます。
動物によく噛んで食べるように諭すのは困難です。
僕個人的に特に危険な食べ物として意識しているのが、大きな牛皮・ジャーキー・固い歯磨きガム・果物の丸呑みです。
他にも有るかもしれません、是非ご注意下さい。

大型犬の子宮蓄膿症

子宮蓄膿症は子宮内膜増生を伴う子宮の細菌感染症です。
犬では未避妊かつ高年齢で発症します。
初期は症状が乏しく気づきにくいため、重篤化して来院されるケースも見られます。
治療は外科的に卵巣子宮を切除することですが、重症の場合は治療の甲斐なく亡くなることも有り決してあなどれません。
今回は久しぶりの大型犬の子宮蓄膿症でした。
41kgのロットワイラーで性格がよく可愛いです。
小型犬と異なり大型犬は卵巣周囲の脂肪が厚く止血処理がし辛いために、いつも以上に神経質になります。

摘出した卵巣子宮は2kgほどでした。

3日後元気に退院。一安心です。


胸腰部多発性椎間板ヘルニア

12歳9ヶ月のミニチュアダックスフンド、3週間前から右後肢不全麻痺が始まり、その後に両側に進行し歩行が困難となってきました。
精査では胸腰部多発性椎間板ヘルニアであった。
このようにダックフンドは時に内科的治療に反応が乏しく重篤化するケースがあります。
(施術前)
本症例は椎弓切除及び再生医療を実施した。(施術1週間後)




分包機が新しくなりました。

本日から当院の分包機が新しくなりました。
開業以来ともに働いてきた旧来の分包機の調子が悪くなり、また機種が古いために交換する部品が製造されておらず断腸の思いですが、新型に交換致しました。
新しい機種はハイスペックで錠剤散剤ともに分包数が多く仕事の効率が上がりますが、操作の手数も当然増えますので、覚えるポイントが幾つかあります。
今日は湯山さんに来てもらい講習会でした。


分包されるとこのように印字されますので、患者様にとっては非常に分かり易く大変好評です。

2台目分包機のこれからの活躍を期待します。

歯の破折

犬や猫では歯が割れる、折れることがあります。特に歯磨きガム、おもちゃなどの硬い材質のものを与え咬ませることが原因として多い。
歯の中心には歯髄という神経血管が分布しているところがあり、この歯髄が露髄しているかどうか、露髄していた期間、感染の有無に因って治療法が異なります。
今回は落下し左顎を打ったとのことです。

感染はしておらず新鮮創のため、歯冠修復を施術。

放置すると歯髄炎、歯根尖病変となるために、早期発見・施術が必要となります。

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