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腹腔鏡による肝臓生検

肝臓は上腹部横隔膜に面している腹腔内で最も大きい臓器です。
その機能は、栄養を合成・貯蔵したり、胆汁などの消化酵素生成・運搬、解毒機能など様々です。
最近では、2歳くらいの若齢でも肝臓の数値が高い例にも意外と遭遇することがあります。
肝臓の病気は様々で、腫瘍関連、銅の代謝異常などの代謝疾患、感染症、肝臓線維症など多岐に亘ります。
その際に原因を究明する方法が肝臓生検(病理検査)です。
通常は、胸骨下位の剣状突起から臍部まで開大します(下写真)。
当院では腹腔鏡を用いて行うため、術創が非常に小さくなるうえ(1㎝くらいが3つ)、侵襲が小さいため日帰りでの検査が可能です。

腹腔鏡では臓器を拡大して見ることが可能です。
腹腔鏡では肝臓、腎臓、腸、胃、すい臓、リンパ節などの生検を行うことが出来ますので、非常にメリットが大きいといえます。

青線が通常の切開ライン


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