HOME > インフォメーション > アーカイブ > 2024年8月

インフォメーション : 2024年8月

秋のデンタルキャンペーン

今年もデンタルキャンペーンが始まります!
わんちゃん、ねこちゃんのお口の中は、人の口の中とpH(酸性・アルカリ性の程度)が異なります。
そのため人と比べ虫歯になりにくい代わりに、歯石がつきやすいと言われています。
おうちのわんちゃん、ねこちゃんのお口の中はいかがでしょうか?
歯石の沈着や歯茎の赤み、腫れはみられませんか?
お口の中が汚れていると口腔内細菌が全身に影響を与え、心臓病や脊椎炎を引き起こすこともあります。
この機会にお口の状態チェック、歯石除去をしてみてはいかがでしょうか。

期間は2024年9月18日(水)~10月31日(木)までです。
期間中は、通常ですと¥65000~¥70000程かかってしまう処置(麻酔前検査+麻酔+歯石除去)が¥42.900で受けていただけます!
さらに、きれいになったお口の健康維持に適した、歯ブラシ・歯磨きペースト・歯磨きガムもプレゼントpresent
ご希望の方は予約が必要になりますので、1度診察にご来院ください。
※キャンペーンの対象は10歳未満のわんちゃん、ねこちゃんのみとなります。
※歯周病が重度で抜歯が必要な場合、別途費用が掛かります。

その他、詳細や不明な点はお問い合わせください。
 

ポリ袋の誤食

ワンちゃんのお散歩などで、おやつを携帯するときに利用するポリ袋。
今回はおやつの入ったチャック付きポリ袋を間違って食べたケースです。
本ケースでは誤食してから一旦は吐かせる処置を行ないましたが、うまく出なかったために内視鏡下にて摘出しました。
このように胃噴門部から出すときにチャック部分が固いために引っかかるようです。
摘出したポリ袋
ワンちゃんはおやつに夢中になりますので、袋ごと食べてしまうようです。
無事に取れて安心しました、良かった!!

両側性の会陰ヘルニア

会陰ヘルニアは未去勢で高齢のワンちゃんに認められます。
肛門周囲の筋群が華奢になり裂開して諸症状を来たします。
今回は慢性的な排便困難のため他院で内科治療を施されていましたが、尿が出ない、下痢が続く、元気食欲低下のため緊急来院されました。
このように肛門周囲の腫脹と慢性下痢による皮膚炎を伴っておりました。

レントゲン検査ではヘルニア部にガス陰影が認められます。

緊急的に手術を行なったところ、ヘルニアを起こした大網、膀胱、前立腺、小腸の一部に壊死を認めておりましたが、何とか手術を終えました。
つい先日の術後のフォローアップでは元気な様子で、ヘルニアの再発もなく、排泄機能も温存できておりました。

会陰ヘルニアは重度になる前に対応した方が勿論成績は良いと思います。
手術するかどうか、悩まれている方はご相談ください。


1

« 2024年7月 | メインページ | アーカイブ | 2024年9月 »

このページのトップへ